Kii's Open Field

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2014年3月18日火曜日

昨日は剪定日和、今日は・・・

ようやく春も近づいてきた様子。
気温も徐々に上がり融雪が進みます。

3月に降った大雪で、西洋梨の下枝は雪の下。
それをプラスチックのスコップで掘り出して剪定します。
積雪高さは約120cm。
降ったばかりはふわふわのパウダースノーだけれど、何度か表面が融けて、また積もってと繰り返す内に、雪自身の重みも手伝って雪が締まって重く硬くなっていきます。
最近は少し暖かになり、何本かの樹を掘り起こすと汗だくになります。

西洋梨の枝は、実がなると下垂していきます。
枝は立ち上がっている方が勢いは良く、伸長も早いですが結実しにくい性質があります。
逆に下垂した枝は結実しやすいですが、あまり下がると花や実に栄養がいきにくくなります。結局、程々に勢いの良い枝に結実させると、秋に良い実が成ります。そんな枝が多くなり、それぞれの枝が陽当り、風通しが良くなるように枝を更新していきます。

樹の大きさにもよりますが、1本の樹を剪定・誘引するのに、約1時間くらい掛かります。
さくらんぼ、プルーン、西洋梨の成木が約230本、その他に若木が100本ほどあります。
1本ずつ枝ぶりも育ちも性質も違うので、その年の成長を見ながら鋏の入れ具合を加減していきます。

今年は豊作でありますように、大きな自然災害がありませんように。



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