Kii's Open Field

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2015年9月23日水曜日

初マルシェ、Nikiまるしぇ

たった1日の直売をしました
仁木町がバックアップする「Nikiまるしぇ」
今年は3回開催される、最終回の9月20日
全部で14店舗しか出ない小さな市
親しくしている同じ仁木町の “百姓園” と共同で1ブース借りて出店

私たちの出し物は、西洋梨・和梨・名も無きかぼちゃ・殻付きクルミ・ジャムなど
百姓園からは、ドライプルーン・ドライトマト・紫玉ねぎ・ぶどうジュース・各種ジャムなど

悪天候が心配されたのですが、幸い雨はパラっと降ったくらいで、陽射しも強すぎず
まずまずのマルシェ日和

お客様が直接私たちの果物に向かって来てくださるので、どんなところに先ず目がいくか、
いかないのか、気にされること、されないこと、などなど、とても勉強になる。。
何か美味しいものがあったら、そして妥当な価格であれば「買う」つもりで来る方は、
味見をして気に入れば、必ず買ってくださいました
ありがとうございました!

朝、出店準備中. . . いっぱいいっぱいだったので写真はこれしか撮れず


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2015年5月29日金曜日

ベトナムの娘

ずいぶん投稿をしていませんでした。
その間、畑はどんどん春が進行し、初夏のような陽気になりました。
本州では30℃以上の真夏日が続いています。
ここ北海道では、そこまで暑くはなりません。
雨がなく乾燥した日々です。

温暖な気候に押されて、樹々たちもどんどん成育が進行していきます。
花時期も例年より1週間以上早く過ぎ、本格的な春を告げるカッコーも早々に鳴き始めました。昨年などは、まだ遅いプルーンの花が残っていたりしましたが、今年の畑はすっかり新緑の様相です。

陽光の恵みに対して私たちができることのひとつ、水やり
(プルーン園地にスプリンクラーで潅水中)


畑仕事が遅れ気味の私たちの応援に、ベトナムからのボランティアに来てもらいました。
余市町登のエコビレッジを訪れているH.Cさんです。
今日から4日間の予定。
初日なのでいろんな仕事を紹介して畑に慣れてもらいました。

さくらんぼの摘果作業中。左がベトナムからのH.Cさん

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2015年3月13日金曜日

冬が戻った

久しぶりの雪。
この冬は、異例に少ない雪、氷点下15度もいかない気温、
どんどん融けていく雪に、得体のしれない不安を覚えていましたが。

あっという間の2日間で積雪増加(回復?)。
平年並み以上に戻りました。

久しぶりに登場した除雪機は故障!
厳しい冬は続きます・・・


再びほとんど埋まってしまったブルーベリー畑


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2015年3月7日土曜日

街の宝(4)


「仁木フルーツ合唱団」
仁木の中学生、小学生の有志、総勢33名。
今日は彼らのスプリングコンサートに出掛けました。

メンバーはいわゆる「合唱部団員」ではありません。
普段はスポーツその他の部活でも活躍。
昨年はNコン(NHK音楽コンクール)後志大会中学校の部で金賞。
小学校では銀賞。

集中してうたう姿に感動します。
練習で培われたハーモニーは、透明かつ清涼な響き。
時には手話を交え、踊りの要素も取り入れて多彩に魅せてくれる。
楽しそうに、前を向いてしっかりと声を出す子どもたちの姿に、
自然と涙腺が緩んでいくのは私だけではないようです。

小さな町に、誇れる子どもたちの合唱団があります。

歌詞も振付も手話も、みんな暗譜で!


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2015年2月20日金曜日

西洋梨開花

一足先に春がやってきたような。
自宅の花瓶でひっそりと開花。
2月2日に剪定した、西洋梨ブランディワイン。

毎年お花見を楽しんでいる。
凍害を受けていないかどうかのチェックを兼ねて。
これから、プルーン、桜桃(さくらんぼ)と、剪定した順番に咲いていく予定。

切除した枝を室内の花瓶などで1週間ほど置くと、だんだん芽が膨らんでくる。
その後さらに約1週間して、なんとか開花に至る。
その花は自然の中で咲くものよりも小さく弱々しい。
温度と水だけではなく、根が土から吸収した栄養分を運んでやることが必要なのだ。

暖かい地方では、すでに梅の見頃を迎えつつあるようですが、
北海道のこの地で、実際に畑で花が咲くのは5月になってから。
この冬は気温が高め。
休眠中の樹々はわずかずつだが準備を始めているかも知れず、
このまま推移すれば、例年より早めの開花が予測される。

春に向けての準備を急がなくては。

1つの果房から最大7個ほどの花が咲く

こちらはまだ蕾。中央の風船が白く膨らんだ翌日くらいに開花する


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2015年2月7日土曜日

雪の上で剪定開始!

2月1日から剪定を開始しました。

まずは西洋梨、続いてプルーン、桜桃(さくらんぼ)と進めていきます。

西洋梨は比較的凍害などを受けにくく、現在栽培している品種は授粉も安定しています。秋の果物の出来具合は、開花後の管理による部分も多いと考えています。そこで、私たちはシーズン初めの剪定は、西洋梨からと決めています。

どんな風に剪定しているか、写真を見てください。

今日はこの季節の北海道日本海側としては珍しく、とても良い天気に恵まれました。
写っているのは剪定前の樹です。
立枝がいっぱい見えます。
2人で剪定しています。
両名とも完全防備。
防水上着の下に、もう1枚ダウンを着ています。
スキー用のゴーグルは、眼を守るためです。
実際、今日のような良い天気の日は、雪からの反射が眩しくて、まともに眼を開いていられないくらいです。





剪定の仕上がりで、その年の収穫までの道筋の何割かの運命が決まります。
樹種によって、同じ樹種でも品種により、栽培管理の中に占める剪定の重要度は異なりますが。

果樹栽培の教科書を何冊も読み、毎年剪定講習会に必ず参加しています。けれども当たり前のことですが、畑には教科書通りの樹は1本としてありません。
奥の深い剪定作業。2人で相談しながら。
そして当地には剪定の名人、栽培の大先輩がたくさんおられるので安心です。難しい樹について相談すると、畑まで見に来てもらえるのですから!

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2015年1月24日土曜日

◯年振りのひな飾り

久しぶりにお雛様を飾りました。
1月から飾ったのは初めてかもしれません。
(いつもは3月3日ギリギリで、すぐに片付けなくてはとか、バタバタと
していたような・・・)
スペインから日本に来られて、現在北海道に滞在中のポルさんに観て
もらいたい、と思って飾りました。



断熱も、気密も、換気も、すべてにおいて満足ではない、築50年の我が家で、
なんとかカビも生えず、よくぞご無事で、保存されていました。
久しぶりに、その高貴なお顔を拝見いたしました。



我が家には今、娘は居りませんが・・・ 。

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