Kii's Open Field

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2014年4月22日火曜日

ブルーベリー 春に向けて

春に向けて、と書きましたが、
もう春ですね。

でも、まだ樹々の覚醒はゆっくりです。
さくらんぼも、西洋梨も、梅も、ブルーベリーも、芽が緑色で、
いわゆる「発芽状態」になっています。
きっと、根も活発に動き出していることでしょう。

ブルーベリーのチップを剥がすと、そんな活発な根が見えました。
そこに、水で湿らせたピートモスを足していきます。
そして、チップを元に戻し、それから、近所の平飼い卵農家さんからいただいた、
鶏ふんを撒きます。


  チップを剥がしたところ。毛細管のような根が露出。

                                 ピートモスを敷き、その上にチップを戻していきます。


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2014年4月20日日曜日

ブルーベリー剪定

北海道ではブルーベリーの剪定は雪が解けてから。
なぜかというと、凍害の確認をしてから、ということです。
冬剪定は本来、休眠期に行えば良いので、11月に紅葉してから4月後半に芽が膨らみ始める前までが剪定期となります。ところが、北方での栽培に適している、といわれるハイブッシュ系のブルーベリーも、意外に低温に弱く、凍害に見舞われた枝は、翌春芽吹きません。凍害の有無を見分けるには、雪が解ける頃(4月中旬頃)からというわけです。
ちなみに、夏季剪定は普通は行いません。

畑のブルーベリーは約180本。
まだようやく4年目の若い樹ばかりです。
冬囲いを外すと、既に元気な若芽は膨らみ始めていました。
これからもっと樹を大きく育てたいので、細くて小さい枝を切除。
実をたくさん採りたいのをぐっと我慢して、花芽を思いっきり間引きしました。

この後は、敷き詰めたチップを株元だけ剥がし、ピートモスを足して発根を促します。
それから、平飼いの卵農家さんからいただく予定の鶏ふんを撒いていきます。

あとは・・・、
飛来するマイマイガの幼虫との闘いが今年も待っているのでしょうか。
あまり雨が少ないと、水やりもします。

今年も大粒の甘い果実が成りますように。




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2014年4月7日月曜日

タネ交換会を終えて

余市の同好の士、少数精鋭で集まった「タネ交換会」。
にんじんの黒田五寸、栗いんげん、トマトのサンマルツアーノをもらいました。

種をもらいましたが、それ以上に、その場で交わしたおしゃべりが一番のもらいものでした。
で、さっそく撒きました。
うちの豆たち(やはり地豆のパンダ豆、貝豆、それにハーブ類を少々)も一緒に。
すべて自家用途です。

まだ畑は雪の下なので、ハウスの中で育苗します。
加温はしていませんが、日中は20℃を越えます。
夜は0℃近くまで下りますが、ポットは地面から浮かし、ビニールシートを被せます。

今日のニュースで、札幌市の積雪がゼロになったと聞きました。
こちら仁木町でも、あと数日で平地の雪はなくなってしまうと思われます。


ポットは板材のプールに浸かっています。
下からの灌水です。
ただし、程よく水漏れして翌日には要補給・・・

ハウスの外は2日前に降った雪が残っているのが見えます。
春はまだもう少し先のようです。

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