まずは西洋梨、続いてプルーン、桜桃(さくらんぼ)と進めていきます。
西洋梨は比較的凍害などを受けにくく、現在栽培している品種は授粉も安定しています。秋の果物の出来具合は、開花後の管理による部分も多いと考えています。そこで、私たちはシーズン初めの剪定は、西洋梨からと決めています。
どんな風に剪定しているか、写真を見てください。
今日はこの季節の北海道日本海側としては珍しく、とても良い天気に恵まれました。
写っているのは剪定前の樹です。
立枝がいっぱい見えます。
2人で剪定しています。
両名とも完全防備。
防水上着の下に、もう1枚ダウンを着ています。
スキー用のゴーグルは、眼を守るためです。
実際、今日のような良い天気の日は、雪からの反射が眩しくて、まともに眼を開いていられないくらいです。
剪定の仕上がりで、その年の収穫までの道筋の何割かの運命が決まります。
樹種によって、同じ樹種でも品種により、栽培管理の中に占める剪定の重要度は異なりますが。
果樹栽培の教科書を何冊も読み、毎年剪定講習会に必ず参加しています。けれども当たり前のことですが、畑には教科書通りの樹は1本としてありません。
奥の深い剪定作業。2人で相談しながら。
そして当地には剪定の名人、栽培の大先輩がたくさんおられるので安心です。難しい樹について相談すると、畑まで見に来てもらえるのですから!
0 件のコメント:
コメントを投稿